すす払い
- 2016/12/30
- 10:34
こんにちは、鳳凰殿スタッフの片山です。
寒くなって来たかと思ったら、暖かい日があったりと
はっきりしませんが、この時期の暖かい日はとても
有難いです。
皆様も年末の大掃除が、はかどったのではないでしょうか。
鳳凰殿でも、この貴重な日を逃すまいと、その日は一階の
窓拭きを中心にお掃除をしました。
12月に入ってから、少しづつ室内のお掃除もしておりますが、
テレビでもこの時期になるとお寺のすす払いのニュースを目に
します。
すす払いは、伝統的には12月13日に行っていたそうで、その日が、
正月の「事始め(ことはじめ)」と言って正月の準備を始める日だった
そうです。
最近では大掃除を大晦日近くにするようになりました。
12月13日にしても、正月までに家が汚れてしう理由からだそうです。
そこで、12月13日は神棚や仏壇を掃除して、その他の場所は年末に
する風習になったそうです。
単なる大掃除というだけではなく、年間の厄を取り払い、年神様を
迎える準備のための信仰的な行事だったそうです。
現在では宗教的意味合いはすっかり失われたようです。
各家の納骨壇の中は、各自お客様でお掃除をしていただきます。
それほど汚れはなくても、柔らかいクロスなどでお位牌やお写真
立てなどひとつひとつ磨いていただくと故人様もきっとお喜びに
なるかと思います。
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