蓬莱伝説
- 2016/10/22
- 09:41
こんにちは、鳳凰殿スタッフの加藤です。
本日は、「蓬莱伝説」についてご紹介します♪
熱田の地は古来から「蓬莱島」と呼ばれています。
波静かな年魚市潟(あゆちがた)に面し、老松古杉の生い茂る熱田の杜が、海に突き出る岬のように
見える事から、不老不死の神仙の住み蓬莱島(中国の伝説)に擬せられたのが由来といわれています。
熱田は蓬莱島にたとえるなら、その地底には巨大な亀が横たわっていると考えられていました。
「熱田宮秘釋見聞」によれば
金色の亀の背に大宮が建てられ、首の部分に八剣宮が、頭の部分に上知我麻(かみかまち)神社が、
尾の部分に高座結御子(たかくらむすびみこ)神社が建てられ熱田宮を蓬莱島と呼ぶと記されています。
全隆寺様の山号「大亀山 だいきざん」のように
熱田区の古いお寺様の山号に「亀」が付くのはこのためです。
古くから熱田の地は、中国でいう不老不死の島「蓬莱島」とされてきました。
この伝説は中国の唐の時代に遡ります。
中国の玄宗皇帝が東の海上にある日本を侵略するという噂を察知した日本の神々が
集まり相談をしました。
熱田大明神が絶世の美女に変身してその美貌で、皇帝を説得する作戦を立てました。
結果的に作戦がばれてしまい失敗に終わりましたが
このような蓬莱伝説は日本全国にあります。
かぐや姫の物語にでてくる富士山、三重県の熊野市と
熱田の三か所です(^^)
熱田の地には楊貴妃のお墓も実在したと言われていますね♪
蓬莱伝説に、ちなんだ熱田のお店が
ひつまぶしが有名な「熱田区蓬莱軒」です(*^。^*)
是非鳳凰殿をご見学、お参りの際には
周辺を散策してみてください(^^)/
スポンサーサイト