暑気払いと納涼
- 2021/07/27
- 11:00
こんにちは、梅雨明けとともについにエアコンを使い始めた鳳凰殿スタッフの前鶴です。
こうも暑いと「暑気払いに冷たいビールでも飲みたいね」なんて会話があちらこちらで聞こえてきそうですね
「納涼会」というものも、暑い夏には欠かせないイベントなのではないでしょうか
どちらも暑さを吹き飛ばそう!という意味なのかなと思いますが、
「暑気払い」と「納涼」の意味や違いをこれまで意識したことがありませんでした。
エアコンなんてなかった昔、人々はどのように暑さをしのいだのでしょうか。
まず「暑気払い」は「払う」という文字からもわかるように、
「暑さを取り除く」
という意味なのだそうです。
そもそも暑気という言葉には、「夏の暑さ」と「暑さからくる病気」という2つの意味があります。
その2つともを取り除くため、食べ物や飲み物を工夫して体にたまった熱を追い出し、体の内側から元気になる必要があります。
この食べ物、飲み物とは冷たい物に限らず、体を冷やす効果のある食材や漢方なども含みます。
つづいて「納涼」ですが、
「涼」を「納める」と書きますよね。
納涼という言葉を使う時期は梅雨明けからお盆が終わるころまでの約1カ月弱。
時間的には、地表の温度が下がり涼しくなってくる夕方から夜を指すことが多いそうです。
源氏物語にすでに「納涼」という言葉は使われており、
池の釣殿で冷水をかけたご飯を食べたり、お酒を飲んだりして涼む様子が書かれています。
江戸時代になると夏の夕暮れ時に川に屋形船を浮かべて花火を眺めながら涼むことが流行り、いつしか「納涼花火大会」なるものができたのだとか。
暑気払いは「体の中にたまった暑さを追い払う」こと。
納涼は「盛夏の夕方~夜に、暑さを忘れる行為を楽しむ」こと。
食べ物、飲み物、過ごし方などを工夫して夏の暑さを吹き飛ばしていきたいですね。
節約のためギリギリまでエアコンを使いたくない前鶴としては、エアコンがなくても涼を感じられるよう夏の夜は、まさしく「納涼」をして過ごしています。
食後やお風呂上がりに、氷とティーセットをベランダに出して夜風を感じながらティータイム。
人工芝の上に足を投げ出して座ったり、チビさんはごろんと横になったりしています。
濡れタオルで体を拭きながら夜風に当たるとひんやりしてとても気持ちいいです。
就寝時にも氷枕を敷いて眠ればエアコンなんて使わなくてもとっても冷や冷やです
熱中症に気をつけながら適度にエアコンも活用しつつ、
自然の風や工夫で涼を取ってみるのも面白いのではないでしょうか
こうも暑いと「暑気払いに冷たいビールでも飲みたいね」なんて会話があちらこちらで聞こえてきそうですね

「納涼会」というものも、暑い夏には欠かせないイベントなのではないでしょうか

どちらも暑さを吹き飛ばそう!という意味なのかなと思いますが、
「暑気払い」と「納涼」の意味や違いをこれまで意識したことがありませんでした。
エアコンなんてなかった昔、人々はどのように暑さをしのいだのでしょうか。
まず「暑気払い」は「払う」という文字からもわかるように、
「暑さを取り除く」
という意味なのだそうです。
そもそも暑気という言葉には、「夏の暑さ」と「暑さからくる病気」という2つの意味があります。
その2つともを取り除くため、食べ物や飲み物を工夫して体にたまった熱を追い出し、体の内側から元気になる必要があります。
この食べ物、飲み物とは冷たい物に限らず、体を冷やす効果のある食材や漢方なども含みます。
つづいて「納涼」ですが、
「涼」を「納める」と書きますよね。
納涼という言葉を使う時期は梅雨明けからお盆が終わるころまでの約1カ月弱。
時間的には、地表の温度が下がり涼しくなってくる夕方から夜を指すことが多いそうです。
源氏物語にすでに「納涼」という言葉は使われており、
池の釣殿で冷水をかけたご飯を食べたり、お酒を飲んだりして涼む様子が書かれています。
江戸時代になると夏の夕暮れ時に川に屋形船を浮かべて花火を眺めながら涼むことが流行り、いつしか「納涼花火大会」なるものができたのだとか。
暑気払いは「体の中にたまった暑さを追い払う」こと。
納涼は「盛夏の夕方~夜に、暑さを忘れる行為を楽しむ」こと。
食べ物、飲み物、過ごし方などを工夫して夏の暑さを吹き飛ばしていきたいですね。
節約のためギリギリまでエアコンを使いたくない前鶴としては、エアコンがなくても涼を感じられるよう夏の夜は、まさしく「納涼」をして過ごしています。
食後やお風呂上がりに、氷とティーセットをベランダに出して夜風を感じながらティータイム。
人工芝の上に足を投げ出して座ったり、チビさんはごろんと横になったりしています。
濡れタオルで体を拭きながら夜風に当たるとひんやりしてとても気持ちいいです。
就寝時にも氷枕を敷いて眠ればエアコンなんて使わなくてもとっても冷や冷やです

熱中症に気をつけながら適度にエアコンも活用しつつ、
自然の風や工夫で涼を取ってみるのも面白いのではないでしょうか

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