春鬱
- 2020/03/26
- 10:44
こんにちは、鳳凰殿スタッフの加藤です。
春彼岸も終わり、
あたたかい日が続いておりますね(*^_^*)
名古屋では、29日あたりに桜が満開予想となっております。
今年は、コロナウイルスの影響で
楽しくお花見をするという雰囲気ではありませんが、
新しい季節にゆっくり桜を眺める時間くらいは作りたいですね(^^)/
あたたかくぽかぽか陽気の春ですが、実は
桜の開花するこの時期に「春鬱」となる人も多くいます。
4月を迎え、新しい年度や新生活となる方も多く
寒暖の差や環境の変化、人の入れ替わりなどもあり他の季節に比べて気付かないうちにストレスをためやすい季節なんです。
4月に溜め込んだストレスが、表に出てくると、
いわゆる「五月病」と呼ばれる状態に陥りやすくなります。
私たちが思っているよりも、気候の変化は身体に大きな影響を与え、
天気や気温、湿度や気圧など、外界が変化をしていく中で、
体調が崩れないように身体を整える役割を持っているのが「自律神経」ですが
季節の変わり目の時期は、
寒暖の差などもあり自律神経にも大きな負荷がかかり、
職場や学校などの環境も変化し負荷が高まると、自律神経が変化に対応しきれなくなります。
こうした自律神経の乱れが、体調不良やメンタルの不調がとなります。
以前は「五月病」といって五月頃に、体調不良や倦怠感、軽度の鬱状態になる人が見られましたが、
昔に比べるとこの症状が年々重くなり、4月の桜が咲くころから悩まさせられる人も増えているようです。
以前に比べて、
うつ病の認知も広がってきていますが、うつ病は、なまけ病やただの甘えだという声も存在します。
自身がうつ病であることをオープンにしたくない方は少なくありません。
血液検査などの目に見える数値で確認することができない為、なかなか自分自身や周りが
気付くことができないのも問題です。
イライラする、やる気の低下、不安などの気持ちの変化や
食欲の増加・低下、睡眠不足、遅刻や欠勤、物忘れ、タバコの増加などの生活行動の変化など
肩こり、頭痛などの身体的変化以外にも日常での些細な変化などがあり
気分が落ち込んでしまう、倦怠感があるなどの症状がある方は、
生活習慣の見直し、気分転換などをして気持ちの切り替えをすることが大切です♪
うつ病、うつ症状は、そのままにしておくのは良くありません。
もちろんご自身が悪いということはありません。
季節柄、身の回りの変化で疲れてしまっているということを理解して
少しだけ自分を甘やかしてみてはいかがでしょうか。
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